ごあいさつ

画像:高橋会長
長野県地中熱利用促進協議会
会長 高橋作夫 [(株)サクセン ]

 現在、あらゆる分野で再生可能エネルギーの導入を積極的に推進することで、省エネや地球温暖化防止を図り、循環型・低炭素型の社会を構築していくことが求められています。

 「長野県地中熱利用促進協議会」は、様々な再生可能エネルギーの中で、地中熱の利用の普及を目的として設立され、同時に地中熱関連産業の活性化と新産業の創出を図ることで、長野県内の地域社会の発展を目指していく団体です。

 地中熱とは、おおよそ地下200mの深さまでの地中にある熱のことですが、このうち地表から深さ10m以深の、季節に関わらずほぼ安定した温度の熱エネルギーを地中から取り出し、冷暖房や給湯に利用することを地中熱利用と呼んでいます。地中熱は日本中のどこにでも存在し、天候に左右されず利用可能なため、非常に有力なエネルギーですが、その利用は必ずしも進んでいません。

 当協議会ではこのような現状を踏まえ、地中熱に関わる情報発信、研修会、施設見学会等を通じて、地中熱利用の普及を図ると共に、様々な活動を通じて、地域の皆様、地域の自治体との連携を深めていく所存です。

利用実例

施工実績1
機械室
施工実績2
ボアホール工

地中熱利用ヒートポンプ(GeoHP)の特徴

地中熱利用ヒートポンプとは

ヒートポンプとは熱(Heat)を汲み上げる(Pump)ことから名づけられている通り、温度の低いところから温度の高いところへ熱を移動させる仕組みのことです。

温度の低いところから温度の高いところへ熱を移動させる動力は、水ポンプにおける高低差と必要動力の関係と同じように、温度差が増えれば増えるほど大きくなります。
地中熱は外気温に比べて室内との温度差が小さいため、必要な動力が小さくなります。

CO2排出量

●シミュレーション条件(当社試算による)
・延床面積/木造住宅 125m2
・熱損失係数(Q値)/札幌 1.6W/m2K、
 東京 2.7W/m2K (次世代省エネルギー基準相当)
・暖房負荷は暖房度日法により計算 (室温20℃、全室24時間暖房)

●使用した原単位
電気・灯油: 環境省地球環境局 『地球温暖化対策地域推進計画策定ガイドライン第3版』による
ガス: 北海道ガス株式会社(札幌の場合)、東京ガス株式会社(東京の場合)による
1次エネルギー換算: NEDOエネルギー関連資料 (平成22年)

地中熱ヒートポンプの利用形態

暖房運転

外気より高い温度の地中熱を熱源として、暖房を行うため効率の良い暖房運転が行えます。また、除霜運転が不要となり連続的な運転が行えます。

冷房運転

外気より低い温度の地中熱を排熱源として、冷房を行うため、効率の良い冷房運転が行えます。また、冷房排熱を外気に放出せず地中に放熱するため、ヒートアイランド現象の抑制に繋がります。

地中熱ヒートポンプの実例

いつでも、どこでも誰にでも

太陽エネルギーや風力等に比べ季節や昼夜を問わず安定した自然エネルギーである地中熱エネルギーを利用しているので、どの地域においても、誰にでも利用が可能です

高効率

暖房時は外気より高い温度、冷房時は外気より低い温度の地中の熱を熱源とするため、効率の良い運転が可能です。

豊富な熱量を安定供給

冬期に空気熱ヒートポンプで暖房すると、霜付きにより能力とCOPが低下し、さらに除霜運転が必要となりますが、地中熱ヒートポンプは除霜運転が不要となり、安定した暖房運転が可能です。

地中熱ヒートポンプの導入メリット

再生可能なエネルギー